TV録画サーバのW録対応

最近録りたい番組が重なったりすることが目立ってきたので、録画サーバのW録対応を行うことにした。

キャプチャカードの選定

単純にキャプチャカードをもう一枚追加しようと思っていたのだが、カードスロットに空きが無いことが判明。そこで、一枚で2チューナー搭載のIO DATAのGV-MVP/RX2Wを買うことに。秋葉の俺コンで16800円で調達(ちなみに、開店したての某ヨド○シでは20000円程だった)。
カードの選定については、tadachiさんのサイトを参考にした。
http://www.tadachi-net.com/desktop_pc/asus_terminator/avserver5.html

ドライバのアップデート

ぱ研さんのlinuxwiki「CX23416GYC-STVLPの解析」からソースをいただく。
http://linux.paken.org/index.php?CX23416GYC-STVLP%A4%CE%B2%F2%C0%CF
添付ファイルの ivtv-0.2.0-rc3j-paken.050901.tar.gz と tuner-20050902.tar.gz を落として、あとはwikiのコメント欄とアーカイブに含まれるドキュメントを頼りに作業。
最初、砂嵐しか録れなくて悩んだが、/etc/modules.confのtuner番号の指定を変えるのを忘れていていただけだった。
ちなみに環境は、Red Hat 8.0(Kernel 2.4.20-27.8)。いずれハードと共にまるごと新しくしようとは思っているのだが、安定して動いていると別にこのままで・・・という気になる。

予約システムのW録画対応

二つのチューナーは普通なら/dev/video0 /dev/video1に割当てられる。うちの場合には、USBカメラが刺さっているため、場合によって入れ替わることがある。起動時からUSBカメラを刺していればvideo0がカメラで1,2がチューナーとなる。また、予約が重なったときにvideo1と2を振り分ける必要もある。そこで、2005/01/08の記事id:yu_ya:20050108に書いた/dev/video?の検知スクリプトに手を加えて、W録時のチューナー振り分けを実現させた。

画質調整

GV-MVP/RX2Wは「ゴーストリデューサ」「3D Y/C分離」「ノイズリダクション」を搭載していて、それぞれ調整が可能。
とりあえず、MACHIDAさんのサイトのivtv-0.2.0rc3e_paken.050125-matchy5.src.rpmに入っているサンプルを実行。
http://linux.matchy.net/Fedora3GV-MVPRX.html
さらに、2chのスレ http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/avi/1123938497 (あとから気付いたがGV-MVP/RXではなくGV-MVP/GXのスレだった・・・)を参考に調整してみるが、なんか場面によってはちらつきが目立つ。また暇なときに調整予定。

とりあえずW録ができるようになったので目標達成。